入学した高校が合わないときには通信制高校への転学がおすすめ

不登校の原因

 

入学した高校が本人に合わなかった場合、不登校などのトラブルになることがしばしばあります。高校は義務教育ではありませんし、中学校ほどは多くないようですが、高校生の不登校者も実際には決して少ない数でもありません。

 

高校の場合は受験を乗り越えて入学するのに、それでも進学後不登校となってしまうのはなぜなのでしょう。「入学した高校が合わない=不登校」ではありませんが、まずはそうした背景についても知っておくべきではないでしょうか。

 

高校生の不登校についての調査(2010年)によると、全国の高校生の51,726名が不登校状態に陥っているとされています。これはかなりの数で、高校生65名に1名が不登校になっていることになり、30~40名学級なら2クラスに1名は不登校となっていることになります。

 

どうして不登校になるのでしょうか?文部科学省の高校生で不登校になったきっかけを調べる調査(2009年)で、1番多かった理由は、いじめや学業不振ではなく、「本人に関わる問題」です。2番以降が「学業の不振」、「友人関係に関わる問題」と続きます。

 

保護者側としては、こういったことがあるということを認識しておき、子供がどうも学校でうまくやっていないと感じるようなら、早目の対応を考えるようにした方がいいでしょう。

 


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